2010-01-01から1年間の記事一覧

憲法21条訴訟、文書提出命令出る

私たちの闘っている、集団国賠等請求訴訟 (東京地裁平成20年(ワ)第35164号事件) 「10.13怒りの大集会」に対する「視察」と 称する警視庁公安部公安第二課の情報収集活動 原告らは、本件集会における情報収集活動に関する報告書、復命書など…

矢澤栄蔵からの贈り物

永眠した矢澤栄蔵の書籍の一部が届いた。 これから、リストを作成しようと思う。 しかし、市販されており、入手容易なものは、以後、略儀に記載するにとどめる。 矢澤栄蔵の残したもの 気を取り直して、書籍を整理することにした。【書籍】 自分も購入した、…

『鎌倉蝉しぐれ』

9月10日 いつもの特急は、人身事故のため不通 馬場から新宿に戻り、 読書ができた。 日中は、研究室の片隅にある小島寅雄の『大愚』(春陽社、平成13年)を久しぶりに読み直した。 将来は、相馬御風の【大愚良寛】を読めるようになりたい。 帰りの電車の中で…

  良寛、小島寅雄、絵手紙、そして、C型肝炎

矢澤栄蔵は、人生を懸けて、良寛、書道、絵手紙、茶道など小生は、この10年間、栄蔵と姉の影響を受け 良寛、小島寅雄、山頭火そして道元などの勉強をし始めたところ絵心も歌心も、宗教心などもない自分 これから兄の残した良寛に関する書や資料などを整理…

兄、矢澤栄蔵の永眠

兄、矢澤栄蔵2010年9月7日午前9時1分、長岡中央病院にて死去。 なぜか分からないが、 その夜も、迎える朝も 寝付かれず。姉から、栄蔵の呼吸が荒いと、午前7時半頃に電話があった。意味不明だが、喪服を用意し始めた。 間もなく、訃報。矢澤栄蔵、…

Complex Regional Pain Syndrome=“CRPS” 複合性局所疼痛症候群  

今、難病認定も受けることもできない Complex Regional Pain Syndrome “CRPS” 複合性局所疼痛症候群に罹患した人の、 医療過誤訴訟を抱えている。 CRPS-TYPE Ⅱ(causalgia)の典型である症状があり、 日に日に、病状は悪化している。 目下、就業不能である。…

死刑賛成派から反対派に

未処理の画像や情報処理が多々ある。 日弁連で開催された,死刑賛成派から廃止派に変わった人々の メーセージが伝えられた。 朝日新聞6月27日でも紹介された。 同志社大学の浅野ゼミでも、「ロバート・カーリーさん」の紹介が 「ひと」でなされた。 www1.…

i囲碁界の二人

6月に初めての本因坊を獲得した山下敬吾が 「道吾」の号を襲名したとの記事に接した。 趙治勲と小学生名人として対局し、右辺で石が死んで 泣いていた彼を思い出す。 旭川の出身、「道吾」がふさわしい。 その二日後の、8月28日の記事を見てびっくり、当…

大橋秀行会長に感謝 !

大橋秀行会長 東日本ボクシング協会 御中 感謝の辞『袴田巌は無実だ』を執筆した弁護士の矢澤磤治です。 この度は、東日本ボクシング協会で、本書を300部 お求めいただいた旨、花伝社の佐藤さんから、 昨日連絡をいただきました。 新田渉世さん共々、ご配…

Books 「袴田巌は無実だ」

『自然と人間』の9月号(2010) 大澗さんから、お知らせを受けた。 44年間、ぬくぬくと左団扇の官僚 44年間、無実でも獄舎に拘禁される袴田 そして、冤罪で首を縊られた久間三千年 袴田事件の本質を、剔りだし 懲りることにない司法官僚システムに …

hakamada

『袴田巌は無実だ』の著者の署名入り販売の開始のお知らせ この度、『袴田巌は無実だ』の著者(矢澤磤治)の署名入り販売をすることにしました。 ご希望の方は、 ◆花伝社 〒101-0065 東京都千代田区西神田2-7-6川合ビル 電話 03-3263-3813 FAX 03-3239-8272 …

【袴田巌は無実」だ】からのお知らせ

『袴田巌は無実だ』の著者の署名入り販売の開始のお知らせ この度、『袴田巌は無実だ』の著者(矢澤磤治)の署名入り販売をすることにしました。 ご希望の方は、 ◆花伝社 〒101-0065 東京都千代田区西神田2-7-6川合ビル 電話 03-3263-3813 FAX 03-3239-8272 …

なぜ、親権者に監護義務違反が認められないのか ?

いじめ問題に端を発した水戸地裁判決には、第2の疑問が生ずる。 暴力行為を働き、睾丸の機能不全を引き起こした加害少年の親権者には、監護義務違反がないというのだ。 水戸地裁判決によれば、親権者に監護義務違反が認められるためには、暴行を働いた少年…

左精巣の機能不全は、労働能力の喪失と認められないのか。

水戸地裁の判決の疑問点 被害者の少年は、他の少年等の暴力行為により、左の精巣が機能不全となった。 当職は、自賠責後遺障害による損害の場合と同様に、労働能力の喪失にあたると考え、逸失利益を求めた。 ところが、水戸地裁は、 「右精巣は正常に機能し…

テスト

テストです書き込めない事があるためテストしております。TESTING

WHY ?

いじめに関する水戸地裁の判決

当職が受任した水戸地裁の判決 読売新聞、2010.8.6の記事を紹介 到底、この判決には納得できない。 暴行でけが 同級生らに責任 地裁判決 水戸市への責任 棄却 水戸市の市立中学校で2006年、同級生のいじめによる暴行で左精巣の機能を失うけがを負ったとして…

袴田厳は無実だ

、『袴田巌は無実だ』 4月8日から書き始めた、『袴田巌は無実だ』が出来上がりました。 昨日、著者への献本がありましたので、ご紹介いたします。

Free Hakamada Now !!! 

書名: Free Hakamada Now !!! − 冤罪 袴田磐を救いたい − 矢澤磤治編著 今執筆中です。 9月までには、遅くとも出したいと思います。

袴田事件の執筆

今日、「BOX袴田事件 命とは」が封じられた。 試写会が合ったことは、かねてより、袴田ひで子さんから伺っていた。早く見たいが、執筆中の自分のイメージに影響を及ぼすかもしてないので、終わってからにしよう。 書名: Free Hakamada Now !!! − 冤罪 袴田…

Michelangelo Merisi da Caravaggio(カラヴァッジョ)のキネマ

Michelangelo Merisi da Caravaggioについては、以前、プログに取り上げた。 「天才画家の光と影」の紹介があった。 才覚のある人達が、数多いる。 キネマになったのだ。 (朝日新聞2010年2月12日)

 古河力作とその生涯

専修大学の今村法律研究室で 大逆事件のシンポを開催した。 その準備の過程で、 雑誌『世界』で田中伸尚氏の、2009年1月から2010年3月までの、「100年の道ゆき」、朝日新聞では、早野透氏の「神と国家の間」で、大いに感化された。 そして、今…

碁打ちが死んだ。そして、碁打ちが誕生した。

昨年、5月藤沢秀行名誉棋聖がなくなった。 そして、暮れに、ある特集番組を見て、録画した。 「碁打ちが死んだ。 最後の無頼派と呼ばれた男 ・ ・ ・ 」 そして、今年、 女性プロの碁打ちが誕生した。 驚いた。11歳の小学校5年生。 秀行さんが、虹に乗って…

今村力三郎と大逆事件

専修大学の今村法律研究室で開催されたシンポジウム 2010年2月17日(夕刊)の中日新聞と東京新聞に掲載された。 石井敬記者に多謝。 今村弁護士がこのような形で評価されることは、過渡と現在の時代状況の中で、極めて重要なこと。 シンポに参加でき…

大逆事件シンポジウムを直前にして

2月6日(土)午後1時より 専修大学(神田校舎)7号館731 テーマ『大逆事件と知識人』 今日届いた、北澤保氏のお話の内容(変更の場合あり) 1.幸徳秋水 2.秋水と「ふるさとの心」 3.国家権力の策謀と過激分子 4.沈黙の中村に坂本清馬訪れる 5.…

中国人実習生に違法労働、仲裁機関へも賠償命令

熊本(天草)で戦われて苛中国人実習生の裁判に判決が下された。 法定労働時間を大幅に上回る、不当に過酷な労働 業者が実習生の旅券や預金通帳を預かり、 残業代は時給「300円」 こんな具合に、業者が外国人研修・技能実習制度を悪用して いたという(朝…

カラヴァッジオの絵をみる。

民放で、カラヴァッジオの番組をやっていたので、無心でみた。 旅行中にこの画家について、情報があったとすればと思うと残念至極。 ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ(Michelangelo Merisi da Caravaggio、1571年9月29日 - 1610年7月18日)は…

チベット取材監督、国家政権転覆扇動罪に問われる

トンドゥップ・ワンチェンさん チベットの同胞を訪ね歩き、五輪に対する「生の声」を映像に残した所、国家政権転覆扇動罪に問われて実刑という。 しかし、取材テープは、国外に出ており、 ドキュメンタリー「恐怖を乗り越えて」に編集されたという。 是非、み…

中国、英国人に死刑執行

中国は、麻薬関係の犯罪に厳罰主義を採用している。 朝日新聞の報道によれば、麻薬密輸罪の確定囚に死刑が執行されたという。 ヘロイン4キロの密輸で死刑だ。 50グラム以上の密輸で死刑となる可能性があると定めるのが中国の刑法からすれば当然ということだ…

多田等観とチベット

2009から2010年は、多田等観 高校時代のわずかな記憶が脳裏にあり 中国滞在中は、チベットのラサを彷徨いた。 『チベット滞在記』(講談社文庫)から始まり 昭和17年刊行の岩波新書『チベット』 :頁をめくるとぼろぼろになる。 『多田等観 全文集』(白水社…