2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

良寛調を詠む

新幹線の往復の途中 ビールを断念して、 吉野秀雄『良寛和尚の人と歌』(彌生書房)をよむ。 前半の講話は、あっと言う間に 後半の「良寛歌私解」は、途中まで。 なるほど ! なるほど ! と想いながら。 事務所に戻ると、須佐晋長『良寛の歌』(第1書房、…

 津波により壊滅された町を尋ねる

裁判所での職務終了後 大学院時代に、訪れたことのある町を尋ねた。 名取、亘理、岩沼、山元などの町 壊滅した町が 相当に片付けられたと聞く それでも、津波の実況を見た時の恐怖は 下からでは、全く、想像できない。 例年であれば、赤貝もうまかったし、 …

ヒメサユリと嵐渓荘の思い出

5月24日,仙台地裁に行く途中 『トランヴェール』(2001 MAY)をながめる。 夏子の酒、島崎、小島谷については、別の機会に。 兄、栄蔵が生存中に、兄弟姉妹で行った、高城のヒメサユリと 嵐渓荘、そして、八木鼻が載っていた。 母のふるさとが下田村(旧…

冤罪の道具:供述不能

新銀行東京(「不正融資は氷山の一角だ」)の詐欺事件関係で、 上告人の冤罪を論ずる上告趣意書を、ようやく書き上げた。 しかし、またもや、わが国に司法の不条理を実感した。 保釈された後逃亡した、分離公判前の相被告人の検察官調書は,刑訴法第321条…

代理出産について

過日、代理出産につて論文を書いた。 最高裁の代理母から出産した子供に親子関係の確認を認めた外国判決の承認を巡る判決(最高裁平成19年3月23日判決)についてである。 詳しくは,矢澤昇治『私の親は、誰ですか』 専修法学論集第111号(2011年3月) 代理出…

鹿児島事件

冤罪の話題がつきない日本 司法の貧困さを象徴している。 2010年12月10日、鹿児島地裁は、裁判員制度の下 白浜政広さんに無罪判決を下した。 この笑顔は、我々にとっても、代え難いものがある。 白浜さんの笑顔を !!

無罪に期待する:布川事件

新聞の切り抜きを整理しながら、想うこと、山の如く。 2010年12月11日、朝日新聞より。 1)冤罪根絶へ原因究明:布川事件再審 2011年3月16日判決言渡が延期 来週(5月24日)が判決である。 完全無罪、いや無実の判決を期待する。 杉山、桜井さん ! やっと …

福岡事件キャンペーン開催のご案内(専修大学)

冤罪「福岡事件」開催のお知らせ 真相究明キャンペーン 日 時:2011年6月19日(日曜日) 開場 12:00 福岡事件に関するパネル等の展示 開会 13:00 法要、横笛演奏、映画、講演は、13時から16時まで 場 所:専修大学(神保町)7号館731教室 主…