証拠の開示勧告


証拠の開示勧告:

   狭山事件の再審の弾みとなることを期待する

12月16日、東京高裁、門野博裁判長
捜査メモや犯行の目撃情報の証拠を開示するよう勧告したという。
勧告対象は、石川さんを取り調べた捜査官のメモや、備忘録、筆跡鑑定のために書いた、脅迫状と同じ文面の文書など(朝日新聞、12月17日)。


率直にいえば、非識字者が脅迫状を作成する発想も奇異。
確か、石川さんは、識字を始めるまでは、自分の名前の「一雄」も書けなかったはず。


やはり、石川さんが無罪の最大の根拠は、殺害現場に血痕が存在しないこと、血痕反応報告書が存在しないで済まされることではありえない。


被害者の体内の精液の鑑定報告書も開示されるべき。五十嵐医師が自殺するまでに追い込まれた裏に存在する、隠された証拠がすべて開示されるべきだ。

狭山事件の再審決定を !          

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