高知白バイ・スクールバス捏造事件

高知白バイ・スクールバス捏造事件
高知地方裁判所平成21年(ワ)第122号 国家賠償請求事件の
代理人の1人に就任した。

裁判所は、国賠請求の前に再審請求をという疑問を提示した。

さて、日本自動車事故解析研究所の石川和夫所長の意見書を読み進めていくと,片岡晴彦さんが有罪とされた、高知県警の「バス前輪のブレーキ痕」は、溝がない。これを初めとして、報告書及び調書の写真には、加工し変造されたものが存在することが確認されうる。
明らかに、捏造がなされたということである。


この度、KSB瀬戸内海放送 記者、山下洋平氏の『あの時、バスが止まっていた』が出版され、早速読んだ。ご家族を含め、この事件が冤罪であることが確信されると思う。

生田暉雄弁護士からも、今日献本していただいた。


  当職も、『冤罪はいつまで続くのか』(花伝社)から出版したばかり。
  
 交通事故にかかる警察の在り方にも熟考する必要性を教えていただいた。

昨日、三浦良治『欠陥捜査』(毎日新聞社、2009)も読む。
これも、理不尽な捜査の一端を見た。