ポル・ポト派の特別法廷

ポル・ポト派特別法廷

  細川美智子・井川一久『カンボジアの戦慄』
 を読んでしばらく、ポル・ポト・伝、派、政権を見つめる。

 尾崎陞監修『ポル・ポト英検の犯罪』
 (新日本出版社、1980)に続いて

 デービット・P・チャンドラー
   『ポル・ポト伝』(めこん、1994)
 クリストフ・ペシュー
   『ポル・ポト派の素顔』(NHK出版、1994)
 三輪太郎『ポル・ポトの掌』(日本経済新聞社出版、2007)
 馬淵直城『わたしが見たポル・ポト』(集英社、2006)

  つまらないものもあった。


 2009年11月20日の朝日新聞
 「殺された方が楽だった」の記事

  虐殺は、ほとんど裁かれていないのだ。
 イエンナ・サリ元副首相だって、
 ナンバー2のヌオン・チア起訴されていないのだ。

  フン・セン首相は、そして、カンボジアの国民は、
 虐殺をどのように考えているのだろうか。
  
        Shoji Yazawa  矢澤昇治