NHKのラジオ放送(裁判員制度と冤罪)

 11月25日(火)午後10時からのNHKニュース
 裁判員制度の導入に伴い、冤罪や誤判は回避できるかについて
ニュースキャスターの松本さんのインタビューを受けました。
 小田中聰樹先生のシンポにおける基調講演からの受け売り程度のものですが、現行の刑事手続の問題点、そして、裁判員制度の制度・実際上の問題点を指摘しました。この制度の導入におおいな懸念を覚えています。日弁連のアクション・プログラムの完全実施が前提となるのではないでしょうか。
 刑事訴訟手続において当事者主義を貫徹しないで、糾問的な捜査(人質司法)や調書裁判を改めないで、裁判員制度が成功裡の進行するとは、凡そ思われないのですが。