「裁判員制度で、冤罪は防げるか」のシンポ

  下記の内容でシンポを開催した。
 過去、3年間の内容は、できるだけ早く、公刊する所存です。
 多くの方々の協力を得たことに、多謝。

 チラシより。
 第3回公開シンポジウム
  『裁判員制度で、冤罪は防止できるか』

専修大学・今村法律研究室主催
日時 2008年11月.15日(土)午後1:00 〜 5:30 ( 開場12:00 )
場所 専修大学神田校舎302 教室( 1号館3階 )
地下鉄半蔵門線・都営新宿線神保町駅A2、東西線九段下駅A5、JR線水道橋駅下車

 基調講演:「裁判員制度と冤罪」(小田中聰樹 東北大学名誉教授 元専修大学教授) 
 アピール:「袴田事件に再審の門戸を」(袴田秀子 袴田巌さんの姉) 
 シンポジウム:「裁判員制度の問題点と冤罪の防止策」
 パネリストの皆さんとショート・トークのテーマ
 浅野健一同志社大学教授)
 :冤罪とメディアリンチ(こんな報道が許されていいのか。誰も止められないメディアの暴走。報道の倫理は危機に瀕している。我々はどう対処すべきなのか)
 小川秀世(弁護士 袴田事件再審弁護団事務局長)
 :捜査機関などによる捏造の疑いのある「5点の衣類などの証拠」。現場からの逃走経路など袴田死刑囚の自白が事実と食い違う。
 中山武敏(弁護士 狭山事件再審弁護団事務局長)
 :部落差別意識、自白(字を知らない人が当て字を使うでしょうか)、犯罪現場の虚偽架空(犯行現場の雑木林からルミノール反応がでない)
 庭山英雄(弁護士 元専修大学教授)
 :誤判を防ぐための日弁連によるアクションプログラム(いわゆる代用監獄の廃止、取調べの可視化、取調べへの弁護士の立会権、証拠の全面的な開示など)
 山田悦子(冤罪「甲山事件」元被告人)
 :無罪を勝ち取るまでの21年間に及ぶ甲山丸(事件)の航海の軌跡と船長のつれづれなる想い
 司会 矢澤磤治(弁護士 専修大学法科大学院教授)

 参加無料
 問い合わせ:おおとり総合法律事務所(弁護士 矢澤)    
 03-3263-3520 ,Fax.03-3263-3590
 E-mail:shojiyzw@cb.mbn.or.jp


     「裁判員制度で、冤罪は防げるか」公開シンポ
      ニュース専修459号(2000.12.15)