『良寛 〈独游〉の書〉』

 久しぶりに、朝から,読書をする。
 北川省一の遺書である。 
 午後の証人尋問も忘れて読み耽る。
 
 昨日までは、入矢義高『良寛詩集』を
 少しづつ読んでいる。
 
 その詩の一つ、「心水何澄澄」
 津田清楓の一幅を求めた。
 しかし、掛ける壁がない。
 
 心にも余裕がないが、
 居住空間にもゆとりがないのだ。
 
 これでは万象が見えてくるはずもない。