検察官は、何をする事が使命か

 
 前川事件
 再審開始決定と検察官の異議

 今、改めて問いたい。
 検察官の使命とはなんぞや。

 再審で真実を明らかにすることは、国民の求めるところであり
 検察官は、明らかに、それを阻害している。

 「真相 福井新聞 再審」朝日新聞(2011.12.1)は、 
 この事件が冤罪である事実の一端を示している。
 1審の無罪判決後、県警の捜査員は、
 「おまえの容疑は見逃してやるから、控訴審で調書の通りに証言してくれ」
 この取引に関与した捜査員は、死亡したという。

 冤罪事件では、関係者、鑑定医師などが死亡することが多い、
 狭山事件、五十嵐医師
 袴田事件、福井医師 ・・・
 
 福井医師は、確か73才くらいだったが。
 五十嵐医師は若かったはずだ。
 
冤罪には、被害者とは別の死者がでる。
 
 私は、これが端的な冤罪のメーセージだと考えている。
 
 それにしても、明治憲法下に存在した検察システムを脱却しなければならないことは確かである。

 いかなる目的と使命を、検察官が持つべきかかを自覚する必要あり。